インフルエンザ
【概要】
インフルエンザウイルスはA型・B型・C型の3種に大きく分けられ、A型とB型は冬場に大きな流行を起こす
B型はA型の流行が終息する春先に流行することが多い
【感染経路】
咳やくしゃみによる飛沫や手や物に付着したウイルスによる接触感染
【潜伏期間】
感染してから発症するまでの期間は1~4日程度(平均約2日)
【症状】
特にA型で症状が強く出やすい傾向があり
症状は発熱(38℃以上)、頭痛、喉の痛み、関節・筋肉の痛み、咳、鼻水、倦怠感などが急激に現れることが特徴
【診断】
鼻の奥から粘液を採取し迅速抗原検査で判定
発熱から12~24時間未満では偽陰性の可能性が高い
※その様な初期のインフルエンザ感染が疑われる場合、当院では高感度インフルエンザ測定機器を使用し検査する事が可能です
【治療】
内服薬、吸入薬、点滴製剤の3種類から選択
症状が出てから48時間以内に治療する
内服薬:タミフル1日2回5日間内服、ゾフルーザ単回内服
吸入薬:リレンザ1日2回5日間吸入、イナビル1回40mg単回吸入
点滴製剤:ラピアクタ1回点滴