花粉症
【概要】
スギやヒノキなどの植物の花粉によって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を生じる
【原因】
スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなど
【症状】
鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、りんごなどを食べると口内がかゆくなる(口腔アレルギー)など
【花粉カレンダー】
- スギ(飛散時期2〜4月)
- ヒノキ(飛散時期3〜5月)
- シラカンバ(飛散時期4〜6月)
- イネ(飛散時期5~6月)
- ヨモギ(飛散時期8〜10月)
- ブタクサ(飛散時期8〜10月)
【診断】
血液検査
【治療】
原因となる花粉が飛散する前に抗アレルギー薬を内服
ひどくなる前の治療で症状が出る時期を遅らせる、症状を軽くする事が可能
【予防】
スギ花粉症免疫療法(シダキュア):スギ花粉によるアレルギーを和らげる
3年以上の継続的な服用が必要
(適応)
- スギ花粉症が中等度以上でひどい方
- 性格的に根気よくまじめで、長く治療が続けられる方
(投与できない方)
- 喘息・心疾患・自己免疫疾患・悪性腫瘍などの病気のある方
※治療最初の年は効果が充分には発揮されません