気管支喘息

【概要】

気道の慢性炎症や過敏性の亢進により発作性・可逆性の気道狭窄を繰り返す

【症状】

深夜から明け方にかけての咳や温度差での咳が誘発されるのが特徴

発作的にゼーゼー、ヒューヒューする(喘息発作)、喘息発作を伴って顔色が悪くなる(チアノーゼ)などの症状が出現する事あり

【診断】

呼吸機能検査(気道の空気の流れが悪くなっていないかどうないか調べる)

血液検査(アレルギー状態の評価:血清総IgEの測定(RIST),吸入アレルゲンに対する特異的IgEの測定(RASTもしくは即時型皮膚反応)

【気管支喘息の発作の誘因となるもの】
  • 気候(気圧、湿度、温度)の変化
  • かぜなどの感染症
  • ストレス
  • 喫煙、受動喫煙
  • 香水などの強い香り
  • 運動
  • アスピリンなどの薬物
  • 過労など
【アレルゲン】
  • ハウスダスト
  • 花粉
  • 牛乳
  • 大豆
  • 小麦
  • そば
  • 動物の毛など
【治療】

ステロイド薬(内服、吸入薬)、気管支拡張薬(吸入薬、貼付薬、内服薬)、ロイコトリエン受容体拮抗薬、抗アレルギー薬、去痰薬

【気管支喘息の類似疾患】

咳喘息、アトピー咳嗽、運動誘発喘息、アスピリン喘息

  • 咳喘息:慢性の空咳(痰を伴わない咳)が持続
    ゼイゼイ・ヒューヒューといった喘鳴(ぜんめい)と呼ばれる症状がなく喘息とは診断されない事がある
    放置すると30%が典型的な喘息に移行
  • アトピー咳嗽:咳喘息と同様に空咳が唯一の症状
    アトピー素因が関与
    抗ヒスタミン薬と吸入ステロイドで治療(β2刺激薬が無効)
    喘息への移行がない
  • 運動誘発喘息:運動したときに起こる喘息発作
    運動前のウォーミングアップが予防に有効
  • アスピリン喘息:解熱鎮痛薬(NSAIDs)を服用したときに生じる喘息
    アスピリン、ロキソニン、ボルタレン、ブルフェン、メチロン、ポンタールなど

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