気管支拡張症

【概要】

慢性の感染や炎症により気道の壁が損傷し、気管支が拡張したまま元の状態に戻らない状態となる。症状は潜行性で始まり、数年にわたって徐々に悪化する。

【原因】

嚢胞性線維症、免疫異常、および反復性の感染、一部特発性

【症状】

慢性咳嗽(まんせいがいそう)および膿性痰の喀出、発熱、胸膜性胸痛、進行例では、喀血(かっけつ:血液を咳と共に吐き出すこと)、呼吸困難

【診断】

病歴および画像検査(高分解能CTや胸部X線検査)

【治療】

抗菌薬投与、分泌物ドレナージ(分泌物の体外への排出)、喀血などの合併症に対する管理

内科系疾患の一覧

PAGE TOP